東日本大震災と会の果たすべき役割

東日本大震災とNPO法人産業クラスター研究会の果たすべき役割
― 影響が懸念される中小製造業の活性化寄与を目指して ―

産業クラスタ-研究会会員一同

 この度の東日本大震災で甚大な被害を受けられた被災地の皆様方に対し、深甚なるお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興を祈念いたします。 被災地の皆様は言うに及ばず、日本政府、企業、一般市民、ボランティアなどが海外からの支援も受けながら、それぞれの立場で果たすべき役割を担い、必死の復興活動を展開しています。

 横須賀・三浦・横浜地区中小製造業の活性化にいささかなりとも寄与したいと活動しているNPO法人としましても、微力ながら復興活動にお手伝いできればと念じているところでございます。 すでに円高、デフレなどにより横須賀市、三浦市、横浜市などは厳しい経済状況に見舞われています。大震災による企業の操業停止、営業停止、従業員自宅待機などが被災地から他の地域に 徐々に広がりつつあるのは憂慮すべき事態です。

 当研究会には定年退職後、地域の課題解決のため得意分野でボランタリー活動をしている30人の個人会員がいます。これらの会員は現役時代、技術開発、特許など知的財産権利化、 技術資料翻訳、ISO及びエコアクション21などのマネジメントシステム認証取得、生産性向上、取扱説明書作成、産学官連携構築、米海軍調達業務入札、こでんリサイクル、住宅リフォーム監理、 広報活動など数多くの分野で豊富な経験を積んだ上に、幅広い人脈を持つ専門家集団です。

 法人会員を始め中小企業の皆様におかれましては、どうぞこれまで以上に私達専門家集団を活用して下さい。 当研究会は今回の大震災が三浦半島、横浜地区を含め日本全体に与える影響について情報収集に努め、産業復興を支援するNPO等諸団体とも連携をはかり、 被災事業地のニーズに即応した支援を行いたいと思います。 なにかお尋ねの点がありましたらどうぞご相談下さい。専門家が解決策の検討、発見、実施をいたします。最後になりましたが、被災地の皆様方の早期復興を祈念しつつ、 皆様の更なるご発展をお祈り申し上げます。

(2011年4月1日)

具体的な支援活動については下記にお問い合わせください。
〒239-0847 横須賀市光の丘 8-3 ベンチャー棟 209
NPO法人 産業クラスター研究会(木下・大西)
電話:046-847-6355
Eメール:yrp-cluster@marble.ocn.ne.jp


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