広報部会活動報告(平成24年度)



平成24年度 広報部会 活動報告

平成24年度における広報部会の活動は、広報誌の編集と発行、HPの更新と運営、外部への広報支援、ビラ作成の4つに大別され、それぞれの実績は次の通りである。

広報誌「ぶどうのささやき」の編集と発行について

  1. 広報誌14号、15号の2刊を予定通り発行した。
  2. 14号の巻頭言において、横浜市立大学国際総合科学学術院教授(兼)横浜市立大学CSRセンターLLPセンター長 影山摩子弥教授は、社会貢献が経営戦略として注目される時代になり、社会貢献を効果的な経営戦略とするにはNPOとの協働が有効であると説く。さらに、NPOの事業遂行能力や継続性を見極めることも重要であり、「認定NPO」という資格の取得に着目することを推奨されている。
     また、15号の巻頭言において、NPO法人 横須賀国際交流協会 理事長の藤井長生氏は、「「国際海の手文化都市」の街造りに向けて」と題して、NPO活動の一端を紹介されているが、横須賀市が市民の国際交流に力をそそぐ理由を歴史的な背景に遡って説明されている。

  3. 法人会員紹介として、14号で、食品資源を無駄なく循環させる「自立循環型リサイクルループ」(名称をヤサイクルというシステム)を開発し、その一環として、地元野菜を中心に販売する店舗「八百屋CAFFE ヤサイクル」を地元にオープンしたばかりの株式会社 横須賀軽金様に、また、15号で、家畜排泄物の資源化利用としてバイオマス燃料化の技術の開発・事業化を推進している株式会社 五常様に、それぞれ登場していただき、社会貢献を推進している企業PRに努めた。
  4. また、歳時記では、14号で戦後まもなくの横須賀市が紹介され、再開発で変貌しようとしている区域の思い出としての役割を今後とも果すものと思われる。15号では年賀状の彫刻を小学校以来続けているという特技の持ち主が発掘された。ぜひ、特技も活かしてもらいたい。
  5. 広報誌の配布の機械化に取り組んできたが、十分に対応できず、次年度の課題として残った。

ホームページの更新と運営について

  1. HPの更新について
    1. 総会直後の定期更新として、総会資料一式をHPへ投稿するとともに、NPO法の改正、部会組織の改変を反映して各ページ、さらに記事のカテゴリ体系を見直して全面的に改訂した。
    2. 上期終了時の定期更新として、各部会の上期活動報告をHPに掲載した。
    3. 新しい公共支援部会の5回にわたる「講演会と経営者交流会」の企画は、横須賀市特定非営利活動法人補助金事業として認可され、また横須賀市の後援をえて実施することができたが、その五回の開催案内と実施報告をHPに適宜掲載した。
  2. 読み物の新しい公開の場の設置について
    1. 気軽に読めるものという趣旨で、下記の2種類の読書の場を設けた。新しい公共支援の一環でもある。
      • 法人会員や関係官庁・団体等の訪問記
          カテゴリ: 「研究会だより、みてある記」
      • 外国語で文章を書くとき、ほんの一言が大変な意味の違いを引き起こすことがあり、その気付きの一言集
          カテゴリ: 「研究会だより、翻訳ひとこと」
    2. 横浜市立大学国際総合科学学術院教授(兼)横浜市立大学CSRセンターLLPセンター長 影山摩子弥教授から論文を寄贈していただき、論文を公開する場を設けることの提案があり、新しい公共支援の取組みの一環として、「公開ライブラリー」というカテゴリを設けた。論文の寄贈をお願い致します。
  3. HP運営力の強化について
    アクセスカウンタを設置し、日本語版HP、英語版HPのアクセス回数の把握を始めた。

  4. HPのユーザビリティ向上について
    上期に、HPの全面的な見直しを推進する過程で、活動項目図の改訂、ページ枠組みの表現形式の見直し等を実施し、ユーザビリティの向上をはかった。

  5. WordPress効果について
    最近、部会長の一人がHPへの投稿あるいは更新を楽しんで行っている姿が見られるようになった。HPへの投稿や更新が容易であるというWordPress効果?であり、その証であると思われる。HP制作支援事業に効果が現われることを期待したい。

  6. 反省事項について
    上期実績報告ならびに英語版HPの更新は不充分であったため、来期の課題としたい。

外部への広報支援について

  • 講演会と経営者交流会の開催案内のプレスリリースや新聞社への積極的な配信により、大手のHPに掲載され、また神奈川新聞等に掲載され、一般の人の参加を得られたことから、特に新しい公共支援という側面に貢献したものと思われる。

ビラの作成について

  1. 研究会紹介記事のリーフレットを改訂し、印刷をするとともにHPにも掲載した。
  2. 会員募集および寄付のお願いの記事を、HPのサイドバー上のアイコンをクリックすることにより直接アクセスできる、新しい表示方法でHPに掲載した。


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