第2回講演会と経営者交流会の開催報告(平成24年度)



新しい公共支援 企画シリーズ
―横須賀市特定非営利活動法人補助金事業―


平成24年度 第2回講演会と経営者交流会の開催報告

 第2回 講演  官庁とはどういうところでしょう

 「新しい公共支援事業」の5回にわたる講演企画シリーズの一環としてその第2回目が下記の通り実施され、当会以外の一般の方々の参加もいただき、盛会裏に終了することができました。 みなさまのご協力に対し感謝いたします。 
 次回からは横須賀市の後援をいただいて実施しますのでご期待、ご参加ください。

   開催日時 : 平成24年10月27日 (木) 午後6時~午後8時
   開催場所 : 産業交流プラザ3F 横須賀市本町3-27
   講   演 : 官庁とはどういうところでしょう
   講   師 : 加藤 幹雄 (当研究会 会員)

第2回講演会 講演風景

講演風景


 講演内容は、配布された10項目の資料をもとに官庁・役所とは・・・から始まり講演者の 30年以上にわたる役所勤めをベースに国家公務員と地方公務員、地方議会の役割と仕事、役所の予算の成り立ちと使い道は、公務員の数は本当に多いのだろうか・・など私たちのまさに知りたい垣根のむこう?の役所の実態についてユーモアを交えて講演され、大変有意義で実りのある内容でした。
 特に「お役所仕事」となぜ言われるのか、本当に役人は仕事しないのか、どうして税金泥棒といわれるのか・・など昔から私たちが感じていた役所への印象もズバリ取り上げ、講演者が技術系で役所での現場勤めが長かったゆえの苦労話も含め、参加者の中からまさに「眼にウロコ」という感想もありました。最後にしめくくった、平等という不平等、儲かるものは民、儲からないものは官ではないのか・・という内容のお話に今までのお役所への印象が変わり、誤解もとけ、役所への親しみがもて、今後積極的にお役所を活用しようという気持ちを抱かせた熱演で、講演後 参加者から多数の質問があり、司会者は制限時間内に終了することが大変でした。

 参加されたみなさま方が今後、産学官民が一体となった地域の中小企業活性化・新しい公共事業の推進にあたり、官・お役所の重要性をご理解され、ますます親しみをもっていただいたものがあれば幸いです。


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