吉田雄人・横須賀市長と「海軍カレーで車座ランチ」

吉田雄人・横須賀市長と「海軍カレーで車座ランチ」

サラリーマンOBの生きがいづくり「2012年問題」への対応策を提案

横須賀市長と海軍カレーで車座ランチ

横須賀市長と海軍カレーで車座ランチ

4月7日、木下武理事長以下会員7名が市役所内で吉田雄人市長を囲み、割り勘で海軍カレー(500円)を食べながら、ざっくばらんに課題解決の意見交換をする「海軍カレーで車座ランチ」が行われました。

木下理事長が東日本大震災の被災者の方への義捐金、10万円を吉田市長に手渡しました。同時に当研究会としても「被害を受けた法人会員や横須賀市内を含めた全国の中小製造企業に対して、出来る限り支援をしたい」と決意を述べました。

これに対し、吉田市長は「つい先ほど、記者会見で市としての被災者への空き家提供など支援策を発表したばかり」と、当研究会の姿勢に対し謝意を表明しました。

当研究会はサラリーマンOBの生きがいづくりにつながる「2012年問題」への対応策について次の通り、提言しました。

  1. 団塊世代が大量に定年(60歳)退職する「2007年問題」は、企業側の定年延長などの措置により一時的には収束したが、その人たちが2012年に65歳の第二の定年を迎え、今度は大量に地域社会に入ってくる。
  2. 横須賀市の場合、第二の定年を迎えるこれら団塊世代男性の約7割がサラリーマンOBである。彼らは元気である上に知識・経験・行動力で優れているが、仕事中心だったため地域社会との接点が少ないという問題を抱えている。
  3. そこで当研究会が地域社会入門講座などを開き、地域住民としての覚悟を持ち、高齢化・要介護人口増など横須賀市が抱える諸問題の解決に協力してもらえる仕組みづくりをしたい。

これに対し吉田市長は「私も議員を目指し地元消防団に入ったりするなど地域に根ざした活動をしてきた。地元との接点が少ない人が(定年後すぐ地元に溶け込むなど)新規参入するのはかなり難しいだろう」として、当研究会の提案に対し理解を示しました。


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