■ 認定NPO法人 産業クラスター研究会 メールマガジン 2021/06-1号 (通4号)■
メルマガ内容リスト
- ◆ 時候:6月の季語
- ◆ Webサイトの最近の更新のお知らせ
- ◆ トピックス
- ◆ エピソード
- ◆ 会報誌の発行予定
- ◆ 事業活動報告
- ◆ イベント開催のお知らせ
- ◆ まちかど情報
- ◆ テクニカルノート
- ◆ 編集後記
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◆時候: 6月の季語 ハナショウブ(花菖蒲)
鬱陶しい梅雨の晴れ間を鮮やかに飾ってくれるのがハナショウブである。
ハナショウブは、6月頃に花を咲かせる。花の色は、白、桃、紫、青、黄など多数あり、絞り(絞り染めのように色がまだらに入りまじっているもの)や覆輪(ふくりん、花弁や葉の周囲に入る細い色の帯、斑入り模様の一種)などとの組み合わせを含めると5,000種類ある、といわれている。
植物分類上はアヤメ科アヤメ属の多年草、原種は「ノハナショウブ」。
名前は、①葉が菖蒲に似ていること、②美しい花が咲くこと、に由来する。しかし、アヤメといっても間違いではないという(『ウィキペディア』ハナショウブ)。
花言葉は「うれしい知らせ」「信頼」「優しい心」「優雅」など。
ハナショウブを大別すると、江戸系、伊勢系、熊本系、長井古種の4系統に分類できる。
江戸時代に旗本松平定朝(さだとも、菖翁と号す。安永3年(1773年)~ 安政3年(1856年))は、江戸麻布桜田町(現在の港区元麻布)の屋敷で晩年まで実に60年もの間、改良に取り組み300品種を作り出した。この系統を江戸系という。
伊勢系は、伊勢松阪の紀州藩士吉井定五郎により独自に鉢植えの室内鑑賞向きに品種改良されたという品種群。江戸系の影響を受けたといわれている。
肥後系は、肥後熊本藩主細川斉護(なりもり)が、藩士を菖翁のところに弟子入りさせ、門外不出を条件に譲り受けたもので、鉢植えの室内鑑賞向きに栽培・改良が続けられている(『ウィキペディア』ハナショウブ)。
面白いことには、これら3系統に共通しているのは武士が栽培・改良していることである。そのカギは「しょうぶ」という言葉にあるといわれる。「菖蒲」は武士道を意味する「尚武」に通じることから、武士に好まれたようである。
昭和37年(1962年)に山形県長井市の長井あやめ公園で「長井古種」が発見された。それが江戸に持ち込まれ園芸品種として改良され、つまり江戸系のハナショウブの元となったといわれる。
飯豊(いいで)町萩生出身の「金田たよ」という女性が長井あやめ公園の近くに嫁ぎ、幼い頃から見慣れたあやめを忘れられず、買い集め、それがもとで長井あやめ公園ができたといわれる。萩生の裏山にはノハナショウブや花色の変化したあやめの野生種も見つかり、その特性は長井古種に酷似している、という。
長井古種の品種特性を考察すると、そのルーツは飯豊山系に自生する「ノハナショウブ」に近いといわれる。(Webサイト『花菖蒲 長井古種物語』)。
以上のことから、「長井古種」は原種の「ノハナショウブ」と江戸系を繋ぐものと考えられているようである。
(奥谷 出)
◆ Webサイトの最近の更新のお知らせ
① 2021年度通常総会関係資料一式
⇒カテゴリ「事業部会報告」⇒「事務局一般」⇒「2021年度通常総会報告と役員交代」
⇒カテゴリ「関連文書」⇒「事業の実績報告と計画(2021年度)」
⇒カテゴリ「関連文書」⇒「財務諸表(2020年度)」
⇒メニュー「研究会の概要」⇒「貸借対照表一覧」⇒「2020年度」
(改正NPO法要件:分かり易い場所に表示)
⇒カテゴリ「組織と運営」⇒「役員名簿(2021年度)」
⇒右サイドバー「English」⇒Categories「Operation and Organization」⇒「Directors and Auditors for Fiscal 2021」
◆ トピックス
① ⇒認定NPO法人の認定の再更新!
現在の認定は本年7月18日に5年間の認定期間が終了するため昨年末より更新申請の準備をしてきましたが、去る4月7日付けにて神奈川県より認定更新の通知書が下りました。これにより新たな認定期間は2026年7月18日までとなります。……
アーカイブ版アクセス:
⇒サイドバー内記事のカテゴリ別選択:「ニュース」
◆ エピソード
① ⇒三度名前の変わった男・「舗装の桑原」から「下水の加藤」へ
私は生まれるときから問題がありまして、仮死状態で生まれ、お産婆さんが決死の努力をしたが反応なしで諦めましょうと置いた瞬間に「おギャー」と泣いてセーフになったとのことです。……
アーカイブ版アクセス:
⇒サイドバー内記事のカテゴリ別選択:「まちかど文庫」⇒「エピソード」
⇒メニュー「まちかど」⇒「まちかど文庫」⇒「エピソード」
◆ 会報誌の発行予定
① 次回会報誌の発行予定: 第31号 2021年7月30日発行
寄稿をお待ちしております。
アーカイブ版アクセス:
⇒サイドバー内記事のカテゴリ別選択:会報誌「ぶどうのささやき」
◆ 事業活動報告
① ⇒SDGsの現状と、中小企業での取り組みに向けて ( SMS支援事業部会 )
SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)は、国連2015年サミットで採択された2030年までに達成すべき目標を言い、17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
現在、国内ではSDGsに取組んでいる各団体は企業、自治体、NGO/NPO、学校その他があり、それぞれの活動方法は異なりますが成果を発表しています。……
アーカイブ版アクセス:
⇒カテゴリ「事業部会報告」⇒「SMS支援事業部会」
⇒メニュー「活動の概要」⇒「事業部会報告」⇒「SMS支援事業部会」
② ⇒Webセミナー「IoT入門編」実施施告 ( IoT研究会 )
IoT研究会では、WEBセミナーを5月27日(木)に実施しました。
今回は「IoT入門編」として、IoTに関する全般的な技術について解説されている資料を、分かり易く編集したものを教材に、IoT研究会メンバーの伊澤さんが講師になって、IoTに関心のある方を対象にセミナーを実施しました。……
アーカイブ版アクセス:
⇒カテゴリ「事業部会報告」⇒「IoT研究会」
⇒メニュー「活動の概要」⇒「事業部会報告」⇒「IoT研究会」
③ 会員制イントラブログサイトの限定リリースについて ( 広報チーム )
2021年度の広報チームの活動計画にありますように、会員制イントラブログサイトを6月の初旬に個人会員に限定リリースし運用を始めます。その際に、マニュアルも配信します。サイト名称は、伊澤俊夫氏の提案に基づき「Site Grape whispering(SGW)」としました。
会員制イントラブログサイトは、訪問者にメンバ登録していただき、サイト管理者が承認することによってブログ記事やコメントにアクセスしたり投稿したりすることができるようになります。
会員間の交流やグループ内リモートワークの場として活用していただきたいと考えております。
広報チーム内の一部のメンバで試行をし、マニュアルも一応作成しております。記事の投稿通知やコメントの投稿通知などのテストが十分でない点はありますが、イントラブログサイトを通じて、1対1のディスカッションやグループディスカッションができるので、使ってみてください。
限定リリースを行って多くの人に使っていただき、イントラブログサービスやマニュアルの状況、あるいはサイト管理者の負担状況などを見極めて行きたいと考えております。
新しい旅立ちをよろしくお願いいたします。
(広報チーム 新井 全勝)
◆ イベント開催のお知らせ
① ⇒いまさら相談室開催のお知らせ
日 時: 2021年6月16日(水)13:00~16:00
(コロナ禍の推移により延期されることがあります)
会 場: 横須賀市市民活動サポートセンター 交流サロン
申込〆切: なし(時間内においで下さい)
参 加 費: 無料
通常はこちら
⇒カテゴリ「まちかど情報」⇒「イベント案内リスト」
⇒メニュー「まちかど」⇒「イベント案内リスト」
◆ まちかど情報
① ⇒豪華客船の東京湾就航5・6月分の時刻表(5/21中止発表)
コロナ禍の関連で、既発表の5月・6月分の豪華客船の東京湾就航はすべてキャンセルされたとの発表が、5月21日に横浜市港湾局からありました。従いまして、今後6月一ぱい大桟橋に係留されていることがあっても運航はされません。ご留意ください。(新しい公共支援部会 加藤 幹雄)
通常はこちら
⇒カテゴリ「まちかど情報」⇒「浦賀水道往来客船」
⇒メニュー「まちかど」⇒ ボタン「豪華客船の東京湾就航」⇒カテゴリ「まちかど情報」⇒「浦賀水道往来客船」
慶応3年(1867年)にパリ万博が開催されている。その前年にフランス皇帝ナポレオン三世から幕府に万博への出品要請と元首招請があり、将軍慶喜の弟で、御三卿の清水家の徳川昭武が名代として派遣されることになった。その後パリに留学する予定である。
慶応2年の12月頃、昭武は、出品準備のために横浜にいた。渋沢栄一も、会計・庶務等の係として随行することになっており、横浜にいた。
12月のある日、出品責任者である勘定奉行小栗上野介は、昭武に出航前の挨拶に横浜にやってきた。その折に、渋沢栄一は上野介に会い挨拶している(『ウィキペディア』パリ万博)。
そのときの会話を懐古して、晩年に渋沢栄一が飛鳥山の自邸で長年秘書として務めた白石喜太郎との閑談中に語ったものである(『白石喜太郎憶記』)。
アーカイブ版アクセス:
⇒カテゴリ「まちかど文庫」⇒「エッセイ」⇒「小栗上野介秘話」⇒「小栗上野介と渋沢栄一の奇妙な会話」
⇒メニュー「まちかど」⇒「まちかど文庫」⇒「エッセイ」⇒「小栗上野介秘話」⇒「小栗上野介と渋沢栄一の奇妙な会話」
◆ テクニカルノート:WordPressのサイトヘルス診断機能の紹介
Webサイトのコンテンツ管理システムWordPressは、バージョン5.1(2019年2月21日リリース)からサイトヘルス診断機能を導入しました。これは、WordPressを使用して制作されたWebサイトの性能とセキュリティについて、WordPress自身が自動的に診断する機能です。この機能について紹介します。
この機能の重要性は、Webサイトを科学的に診断して、その結果に基づいてWebサイトの改善を図ることができるようになったことであり、だれでも安全なサイト運営を心掛けることができるようになったことです。
また、レンタルサーバ会社もこの指針に沿ってサーバ提供を始めているらしいことです。サーバ業界としてよい方向性が出ているように思われます。
当会のWebサイトは、1年ほど前からこの機能を使った運営をしております。
診断項目数についてはオーソライズされていないが、当会のサイトを例にとった場合、セキュリティ9項目、性能12項目、合計21項目について診断しその結果を次の3つの症状に分類しています。
① 致命的な問題のある項目:可能な限り解決をはかる必要がある項目。
② おすすめの改善項目:対処できるなら対応することが望ましい項目。
③ 通過項目:問題ないと診断された項目。
致命的な問題のある項目とおすすめの改善項目とから、さらに総合的に診断をして、現状を次の三つの評価指標のうちのどれかで評価します。
① 要改善:致命的な問題のある項目が存在する状態またはおすすめ改善項目が一定数以上ある状態
② 良好:一定数以下のおすすめの改善項目が存在する状態
③ 素晴らしい:致命的な問題のある項目もおすすめの改善項目も存在しない状態
以上から、Webサイトの運営方針の大要が定まります。すなわち、WordPressをベースにしたWebサイトの運営方針は、「要改善」⇒「良好」⇒「すばらしい」の方向にサイトを改善して行くことになります。
当会で本機能を採用した当初には、WordPressのバージョンが古い、データベースサーバのバージョンが古い、PHP言語のバージョンが古い、コード体系が推奨コードでないなど、致命的な問題が5ケ指摘され驚きました。すぐに対処し、現在はおすすめの改善項目が4ケで「良好」という状況になっております。
これを「素晴らしい」の状況に遷移させるにはより高速のレンタルサーバに移行することが必要と考えております。
(ただし、新しいものはパフォーマンスやセキュリティについては改善されますが、稼働の安定性については別途考慮することが必要になることがあります)
(広報チーム 新井全勝)
◆ 編集後記
今月の「昭和のサラリーマンあるある物語」、加藤さんのダイナミックな仕事ぶりとそして人生に感銘しました。また、戦後の麦ごはんや給食の紫色した(恥ずかしくて好きだと言えなかった)脱脂粉乳を思い出しました。
各部会とも、コロナ禍の中、工夫をして活動を続けています。その状況もどんどん発信願います。
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(広報チーム 仲田 清)
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